側弯症研究室


 

当社では、3Dスキャナーでの採型とCADによる修正、そしてDICOMデータの合成を行ったモデルからシェノーブレースを制作しております。この新しい技術を用いた新型シェノーブレースは、従来の腹圧式とは違い、カーブとは逆回旋・逆カーブによる矯正を可能としているため、矯正力を期待できます。また、フロントエントリーで装着し易く、コンパクトで軽量です。

【シェノーブレース】


これまでの装具とは全く異なったアプローチをする側彎症用装具です。

当社では最新の技術と機器を用いて、このシェノーブレースを製作しています。

 

これまでよりコンパクトでありながら矯正値も得られ、

更に装着感が良いとユーザー様からご好評をいただいています。

前開のため、装着が容易である事も特筆すべき点です。

 

このシェノーブレースは特別に開発されたソフトウェアのみで製作することができます。

Q&A


シェノーブレースに関するよくあるご質問とその回答をご紹介いたします。

 

Q:装着時の肌着について
A:肌着のしわによる圧迫を防ぐため、体に密着する半袖タイプのインナーがおすすめです。

Q:装着方法について
A:立った状態でベルトを仮止めし、必ず寝た状態で増し締めを行ってください。
  寝た状態で寝返りをうち、装具を骨盤に合わせながら装着します。
  詳しくは弊社スタッフが説明させていただきます。

 

Q:装着時間について
A:年齢によりますが23時間装着が理想です。装着時間と比例し効果がでます。

 

Q:装着時期及び装具療法終了について

A:骨成長が終わり側弯の進行がなければ、医師の判断により装具療法終了となります。

 

Q:就寝時のベッドについて

A:固めのベッドの上に3~4センチの厚めの柔らかめのマットレスを敷くのがおすすめです。

 

Q:食事について

A:ベルトを緩めて食事をしてください。

  その後、再度寝た状態で元のベルト位置まで増し締めしてください。

 

Q:成長に伴う作り直しについて
A:一般的に身長が7センチ以上伸びた際に、定期健診で医師の判断により作り直すことがあります。
  前回の製作から1年経過していれば医療保険の還付を再度受けることが出来るようです。

 

Q:学校生活について
A:医師の判断により、体育・部活など運動する際には装具を外し行ってください。

 

Q:肌トラブルについて

A:本製品はプラスチック製で肌に密着して使用することから、肌のトラブルが発生することがあります。
  対処的にパッドなどを取り付けることがありますので、詳しくは担当者までお問い合わせください。

制作の流れ


 

提携医療機関にて受診し、医師より適応の有無を判断していただきます。

弊社スタッフによるスキャン等の採型を行います。

2週間後に仮合わせ、装着状態でレントゲンにて改善具合をチェックいたします。

1週間後に納品

 

ご興味のある医療関係者の方、ユーザー様はどうぞお気軽にお問合せください。